VortexBox 2.2で外部NASを使用する
nfsでマウントする場合は、/etc/fstabに以下の記述を追加します。
192.168.11.213:/mnt/music /mnt/works nfs ro 0 0
192.168.11.213の部分は、NASのIPアドレスです。
/mnt/musicは、NAS上の音楽ファイルがあるパス(勿論、nfsで共有を許可している必要があります)。
/mnt/worksは、VortexBox側のマウントポイント。
これで、192.168.11.213上のディレクトリ/mnt/musicが、VortexBox上のディレクトリ/mnt/worksとしてアクセスできるようになります。
roとしているのは、VortexBox側からは、ファイルを更新させないためです。
いずれにしても、nfsに関しては、他のIT系サイトのほうが、100万倍は詳細且つ正確なので、そちらを参照してください(笑)
ちなみに、sambaでのマウントのしかたは知りません。っちゅうか、共有する側も、マウントする側もLinuxなので、nfsが一番確実かと思います。
VortexBox 2.2にてnfsでマウントしたボリュームをmpdで使用する
以下は、僕が普段行っているような/opt/vortexbox/mpd_config.phpを直接編集して、VortexBoxのmpdの設定を変更している場合の方法です。
/opt/vortexbox/mpd_config.php中、music_directoryのある行を編集します。
$configcontent.=’music_directory “/storage/music/flac”‘.”\n”;
初期状態では、上記のような内容になっているので、その箇所を、nfsのマウントポイントに変更します。
上の例だと、以下のようになります。
$configcontent.=’music_directory “/mnt/works”‘.”\n”;
また、mpcbridgeやMPDroidでジャケット写真を表示するためには、Webサーバーの設定も変える必要があります。
/etc/httpd/conf.d/mpd.confを編集します。
Alias /music /storage/music/flac
<Directory /storage/music/flac>
上記を、以下のように変更します(nfsの設定が前述の場合)。
Alias /music /mnt/works
<Directory /mnt/works>
あとは、mpdとapacheを再起動させれば、設定は完了です。
VortexBox 2.2でmpcbridgeのジャケット写真一覧を使う
VortexBoxの標準状態では、phpのImageMagickのモジュールが含まれていないようなので、追加でインストールする必要があります。
yum install php-pecl-imagick
を実行すると、関連モジュールがインストールされます。
これで、ジャケット写真一覧が表示されるようになります。